麹菌とお母さんの共通点

2018.4.6

お弁当のメインはゴロゴロの肉。

塩麹でつけたブロック肉を煮たものです。←数日前に作って置いたものなのに柔らかい。

漬ける、煮る

すきま時間でできるのにおいしくてヘルシー。

塩麹の酵素は麹菌が増えるときに作られるもの。麹カビは米を食べて米に根っこを生やすようにして大きくなり、胞子（種）を飛ばして増えます。まるでたんぽぽのよう。酵素は胞子を飛ばすときに作られるもの。酵素はハサミ。分子のつながりを切ることで変化させます。

こんなふうに

でんぷん→ブドウ糖・オリゴ糖

ご飯の主成分であるでんぷんは麹の酵素で分解されブドウ糖やオリゴ糖（ブドウ糖が複数つながったもの）になります。分解されているから食べたときに”甘い”と感じる。

麹には100種類の酵素が含まれるといわれます。多彩な才能を持つ麹はまるでお母さん。

私がお母さんになる・・・

お母さんは、臨機応変な対応力が問われます。ご飯作りをしていても、眠くても、疲れていても授乳で無く赤ちゃんをみなければならない。対応力だけでなくママ友同士のコミュニケーション力も必要。小児科や耳鼻科の情報は近所のママ友に随分教えてもらいました。

銀行に行って、次はスーパー。日が昇っているうちに洗濯物を取り込んでお米を炊く準備。。。。洗濯と料理と育児を同時進行で進める段取り力も無くてはなりません。

麹カビもお母さんもいろんなことができるようになりますね。

自家製マヨネーズとエビマヨ。

酢も酢酸菌による発酵食品。酸味が雑菌の繁殖を抑えることから保存食にも使われてきました。お酢の原料はお酒。お酢はお酒が酢酸菌によって分解されて作られます。お酒とお酢がつながっていたなんて。神秘ですね。酢酸菌はお酢だけでなくナタデココにも使われています。独特の食感が面白いナタデココ。うちの子供たちも大好きです。

お酢がキメ手のマヨネーズ。コツを抑えればすぐにできます。新鮮なマヨネーズを使ったエビマヨは息子と夫に大好評。喜んでもらえるご飯を作れたときは本当に嬉しい。作ってよかったと思える瞬間です。