こだわりでぶつけ合わない

今日は料理の話じゃなくて息子の療育について。

お母さんのスキルが問われる場面が多いことに直面し愕然とすることがあります。

この3つがあったら、かなり生きやすいんだろうなと思います。私はどれも足りないので今でも苦労しています。

1、コミュニケーション力(先生に困っていることを明確に伝えるスキルがないと厳しい)
2、時間コントロール力(時間を守るように促すためには家事を終える、めどをつけられる潔さが必須)
3、社会性(学校の先生のキャラ、病院情報などママ友と情報共有はすごく役に立つ)

 

他にも必要なスキルがありますがその中の1つで今回取り上げたいのがDIY力

療育に欠かせないのが療育グッズはDIY力がすごく問われます。

療育とは障害がある子の自立を促す支援のこと。療育グッズとは療育の時に使う道具のこと。絵カード、タイムタイマー、イヤーマフなど

DIY力とは具体的に3つのスキルがめちゃ重要です。

1、工作
やることを順番に明確にしておくと本人も納得して行動しやすいことは療育の現場でも取り入れています。やることを絵カードにして1番~6番まで並べます。差し替えられる手作り時間割というイメージ。
画用紙で絵カードを作り、壁掛けのポストカード入れを改良して絵カードを入れ替えられるようにして。。。。切って張って、わくわくさんのごとし。わくわくさんが家にいたらいいのに。

 

2、PCに強い(いらすとやから画像の取り込みプリントアウトまでできるスキルを持っている)
子供が靴下をはかないのは、靴下の場所が分かっていないせいかも。
靴下がしまってある場所は文字で書くより靴下の「イラスト」をひきだしに貼るとスムーズに支度ができる場合があります。イラストは「いらすとや」というサイトで探すと便利。いろんな場面のイラストがみつけられます。
目指すイラストが見つかったらこっからが腕の見せ所。
画像を取り込み、サイズ調整、プリントアウト、剥がれないように引き出しに張るといういくつものステップを乗り越える必要があります。パソコンが得意な人は難なくクリアできるこの課題もパソコンが苦手な人にとっては膨大な時間が必要。
3、子供が理解できるレベルの絵が描ける
いらすとやで目指す画像が見つかるとも限りません。最終手段は母親が画伯になりきること。ママ画伯は実物に対して忠実に描くというハイレベルな技術が求められます。絵が得意な人は得。苦手な人にとっては「私ダメだわ。。。」自分にダメ出しさらにストレスが増すことに。

 

星の数ほどある療育グッズ。

イヤーマフやタイムタイマーは買うものですが、やることをカードにして順番に並べられるようにボードを作ったり、服やおもちゃを片づけやすくするよう支援するときはDIY力が試されます。(販売もしてるよ)

手作り療育グッズは手間ヒマがかかるもの。だのに、残念なほど手作り療育グッズは一時のことだという現実を何度も経験してきました。

費やした時間なんて構わずあっという間に破壊されちゃうので今は作らなくなりました。

療育グッズにこだわってしまうあまり、本人のこだわりに寄り添えなくなってしまっていたのでした。

無理してDIY力を発揮してもいいことは何もないと最近やっと分かりました。

できる範囲で無理せずやるのが一番いいのかなと。

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