ご飯作りはゼロから作るのはナンセンス。
非常に効率が悪い。
毎日のご飯作りだからこそ
無駄なく食材を使う
無駄なく動く
という効率性が求められます。
なぜ、効率性を求めるかと言うと
理由は働くママの日常に隠されてます。
想像してください。
平日の夕方。
打ち合わせ・納期に間に合わせる書類作成で
仕事が山摘み。急いで仕事を切り上げて
スーパーで夜ご飯の食材をピックアップ。
急いで家に帰ります。
鞄を置いて、スーパーの袋をキッチンに運びます。
お茶を飲みたい。
そう、あなたは疲れています。
けれど、そんな余裕はありません。
夜ご飯を待っている家族がいるからです。
手早く人参を洗ってまな板と包丁をだす頃、
突然横で音読を始める子供。
もう1人の子供は「ご飯食べたいー」とエプロンのすそをひっぱります。
「ちょっと待って」
スピード勝負の平日の夜ご飯作り。
明日からもガンバれる栄養価が高いご飯が作りたい。
だから、効率性が求められるのです。
発酵食品で下ごしらえした鳥のモモ肉があれば
音読が始まってもイライラせず、声をかけられる。
レシピを頭で組み立てなくても、レシピ本を見なくても
おいしくできる自信があるから。
「ご飯が終わったら、音読聞くからね」
今を生きる子供達との関わりは
ママとの関係が大事。
ご飯作りの効率性は作り手(ママ)の余裕を作ります。
心の幅を広げる手段なのです。
効率的に時短おかずを作るためには
下ごしらえが必須。
大掛かりな「仕込み」とは違う。
普段のご飯作りの延長で無理なく下ごしらえをします。
ポイントは工程を分割すること。
甘酒と塩麹を使った鶏ハムのおかずを作ります。
鶏ハム作りの工程を6つに分割。各所要時間は3分。
カップラーメンが出来上がるまでに終わるということです。
①前日にポリ袋に鶏胸、甘酒、塩麹をつけ冷蔵庫
↓
次の日
【朝】
②朝ご飯を作りながらお湯を沸騰させる。
③ポリ袋を入れる。そのまま放置。
④キューリの塩もみを作る。
【夕方】
⑤ゴマをすり、酢、醤油を入れる。
⑥絞ったキュリと裂いた鶏ハムを入れる
子供を巻き込むことも重要。
自分で食べるものだもの。
どうやって作られているのか
作っている現場を知ることは当たり前です。
ピーラーでキューリを剥く
ゴマをする
うちではこの2つは子供も巻き込んで作ります。
ピーラーを使うと棒だったキューリがリボンになる
ゴマをするとガツンとゴマの香りを感じる
作っているからこそ味わえる楽しみじゃないでしょうか。