リビングにはいつも花があります。
鉢植えは枯らすので(苦笑)切花です。
ご飯を食べる時に花が1輪でもあると違う。
子育てに悩んで気分が落ち込んでばかりだったときに
いつも素通りする花屋さんで「花を買ってみよう」と思ったのがきっかけ。
このままじゃ良くない、何かしなくては、、、
という焦りと何かにすがりたい不安。
花で何かが変わるかどうか分からなかったけど
「ご自宅用ですか?」
「はい」
数年前は1日を通して家族以外との会話が「はい」だけだったこともあります。
会話をしない、出ない日々。
3輪くらいの小さいブーケを片手に
子供をだっこして花瓶らしい花瓶もなく。
空いている瓶に生けました。
すぐに反応したのが、子供達。
キレイだね
黄色だね
枯れちゃったね
子供達が花の様々な変化に気付いているのが分かりました。
お料理にも花が登場するように。
娘が丸めたココアちぎりパン。
花があると違うでしょ。
パンは薄切りにして、ティラミス風にアレンジ。
エスプレッソコーヒーは使わず
メープルシロップで子供仕様に。
その後も常にリビングに花を飾るようになりました。
その花屋さんともすっかり顔なじみ。
「このガーベラ1本ください」
大きいガラス窓の冷蔵庫の中から
これぞ、という花を1本選びます。
「はい、めずらしい色でしょ♪」
沢山買わないのに、ちっともイヤな顔をしません。
今はひまわりとナントカという花を飾っています。
花の名前を教えてもらったのに忘れました(笑)
私が好きな色と
子供が好きな色もそれぞれ違う。
その色を信じて、伸ばしていきたい。