基本のこねないパンレッスンでは
ホシノ天然酵母の起こし方や洗い物が少ない計量方法
どうしてこねなくても膨らむのかという内容をお伝えしています。
タッパーの中で出番を待つ生地
レシピは私のオリジナル。
手間も材料も道具も最小限で作ります。
パン作りでも日常的に作れる工程にしています。
こねないパンは材料がシンプル。
白米ご飯を炊くかのごとく、シンプルで続けられる方法。
毎食炊き込みご飯を作るのは大変。
大変なことはやらない。
パン作りも同じ。
材料は粉・塩・酵母・水の4つだけ。
シンプルな作り方だからこそ続けられるのです。
どうして手間も材料も最小限なのか
塩を計る小皿さえも使わない。
小皿さえも洗うのがイヤだから
そこまでこだわったのは理由があります。
余裕が欲しかったから。↑この余裕(笑)
今でこそ、笑っていられますが
私でも母として、自信さえも失いかけることが何度もあったのです。
本当にこれでいいの?
私、間違ってた?
今のままじゃダメなの?
何度も自問自答する一方で、こんな願いもありました。
今の私でいいんだ。そのままでいいんだよ。
そう思いたいという願い。
それは、自分に自信をつけたかったから。
そうでないと自分が自分でいられなくなる。
大げさだけど、そんな感情さえ頭をよぎりました。
自信をつけるツールとしてパンを焼くということが目の前にあった。
パンが焼けると嬉しいし、自分に自信が持てる。
自信が持てると余裕が産まれる。
余裕が産まれると、大事な人への関わり方が変わってくる。
大事な人は一番身近な夫や子供達でした。
育児書を読んでも、相談しても受け入れられないのは
自分に余裕がなかったからなんだ。
余裕は作れるし、作る努力はできるんだ。
そんな思いで産まれたレシピなのです。